タキヒヨー株式会社は、株式会社繊研新聞社が主催する、第11回「繊研天然繊維特別賞」を受賞し、3月6日にロイヤルパークホテル（東京都中央区）で贈呈を受けました。天然繊維業界の発展を願い2014年に創設された「繊研天然繊維特別賞」において、当社のものづくりの拠点である一宮工場の希少な英式紡績機を活用し、日本国内の産地の強みや魅力を組み合わせた生地開発を進め、オリジナリティやクオリティの高い素材を生み出していることが評価されました。
　英式紡績機は、現在主流の仏式紡績機に比べてゆっくりと紡績し、工程が多いなど生産性は低いものの、繊維にストレスを与えることなく空気を多く含んだ暖かみのある、天然の繊維の持つ特性を最大限に生かした糸づくりが可能となります。
　今後も国内外のさまざまなニーズを捉え、当社ならではの独自技術とノウハウを生かしたオリジナリティの高い素材開発を追求して参ります。

贈呈式の様子

■ものづくりの拠点「一宮工場」とは
当社が2014年に愛知県一宮市に新設した“ものづくりの拠点”。その源泉となる「英式紡績機」は約70年前に製造されたものであり、国内に現存する物はほとんどありません。産業革命の時代の手工業から機械工業への過渡期の記憶を残す希少な紡績機により、現代に普及している仏式紡績機では出せない風合いの糸を生み出します。一宮工場で企画開発されたオリジナリティの高い糸や生地は、国内外のブランドから高く評価されています。
英式紡績機 | Material & Scheme | TAKIHYO FOR GOOD（タキヒヨー株式会社のサステナブルサイト）

■本件のお問い合わせ先：タキヒヨー株式会社　広報チーム　
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